好酸球性副鼻腔炎のブログ

完治しない難病「好酸球性副鼻腔炎」である私の治療に関する忘備録です。

手術当日

朝6時起床
(病院の起床時間)


手術は13:30からです。


朝から絶食で、10時までにOS-1を1本飲用。


空腹感はあるものの緊張のほうが上回ってきました。


8時過ぎに手術着に着替えます。
看護師さんにT字帯を装着してもらうと
さらに緊張感が高まりました。


考えないようにしようとベットに横になると
突然、頭痛と大量の冷や汗、息切れ


緊張のし過ぎでした。


急遽、点滴をしてもらい落ち着きを取り戻したところで
車いすで手術室へ・・


入口で名前と生年月日と手術をする場所を伝えて
手術台に仰向けに寝ました。


よくドラマでみる手術室です。
主治医の先生がいつもの外来とは雰囲気が違う手術服を着ておられて
体調大丈夫ですか?緊張したの?大丈夫ですよ。と声かけてくれました。


緊張しすぎたみたいですなどと受け答えしていると
すごく落ち着いた気分になって目を閉じたくなったのです
そして、そのまま寝てしまおうと・・


次の瞬間


終わりましたよーと起こされました。
目を開けると手術台の上でした。
麻酔ですぐに眠ってしまったようです。


終わったんだ・・
と実感するのも、つかの間で
病室に戻されると
顔面の鈍痛と、何よりものどが痛くて痛くて・・


両足には血栓ができないように
ゆるいマッサージ器が装着されており
手には点滴針、心電図用のセンサー、血圧計
驚いたのは尿用の管が装着されていました。


つまりは、いろいろ装着されていて
一人で寝返りもできない状態でした。


のどが痛くてしゃべる事ができませんでしたが
全身麻酔後は絶飲食(10時間くらいでしょうか)


痛いのどを潤すことができないのです
これが一番辛かったです


主治医が病室にやってきて
切除した鼻茸(ポリープ)を見せてくれました。


おーっと驚きたかったですが
なんせ、のどが痛くてしゃべれなかったので
薄いリアクションになってしまいました。


気づけばOS-1の1本以外、何も口にしていないのですが
何か食べたいなどと言っている場合ではなく
じんじんと響く顔面鈍痛と、ひりひりするのどの痛み
定期的に動くゆるーい足のマッサージ器と血圧計
T字帯の気持ち悪さ、シーツやふとんのよれの気持ち悪さ
尿用の管


暑いような寒いような不思議な感覚


なんだか体が不自由・・
この状態がずっと続くのかと、突然芽生える恐怖心に完敗でした。


のどがすごく痛いと主治医に必死で訴えると
水はすこーし口に含む程度ならいいよと言われたので
看護師さんに30分に一度、口に水を入れてもらいました。
夜中ずっとです。私よりも全然若いであろう看護師さん。
夜勤の看護師さん、本当に感謝しています。


術後、体の自由が利かなかったので
自分がどんな顔をしていて、どんな状態なのか分かりませんでしたが


手術を通して一番つらかったのは、術後10時間でした。