好酸球性副鼻腔炎のブログ

完治しない難病「好酸球性副鼻腔炎」である私の治療に関する忘備録です。

術後1日目

ヒリヒリするのどの痛みに苦しみながら
寝たり起きたりをくりかえして
目を覚ますと朝でした。


目が覚めて一番に思う事
のどは大丈夫なのか・・


ゆっくり慎重に
でも、覚悟を決めてから唾を飲み込みました。


あー痛い・・
痛いけど、想像通りの痛さ。


朝、主治医が診察に来てくれました。
止血ガーゼがすごいのか、出血しにくいのか
のどまで血液が垂れることはなかったです。


他の方のブログを見ると
術後はのどに垂れる血液が気持ちわるく嘔吐される方も
いらっしゃるようです。


綿球の詰め方を教えてもらったので
今日からは自分で綿球を詰め替えます。


綿球は鼻の入口に詰めるだけです。
鼻奥にはガーゼががっつりと詰められています。


怖くて見れませんでしたが。


綿球ににじむ血液は薄いものでした。
血液と粘液がまざったような・・


出血は少ないものの
にじんでくるので30分に1度交換していました。



診察後は点滴針以外の装着物を外してくれました。
これだけで気持ちが軽く楽になりました。


そして朝食が出ました。
確か、野菜ゼリー、ヨーグルト、牛乳といった流動食


食欲はないのですが、嬉しかったです。
とにかく、のどを潤す何かを欲していたので。


流動食を飲み込むと、のどは少しましになりました。


点滴のガラガラを連れてお手洗いへ。
こんな時に思う、やっぱり個室でよかった。


鏡に映る自分を見ると、思ったより普通の表情でした。
血みどろの鼻を想像していたのに。



ベッドに戻ると横になり、そのまま寝ていたようです。


昼食
5分粥、白身魚の煮物、油揚げの味噌汁、高野豆腐、ほうれん草のおひたし


なんせ両鼻にはガーゼがぱんぱんに詰まっているので
食欲がなく、ほとんど食べれず、残してしまいました。
なんというか、食べると気分が悪くなりそうだったので。


午後は血液検査のための採血


TV三昧
家族にLINEで生きてるよと状況報告
たまに読書
目が疲れたら寝る


術後とはいえ、なんと贅沢な時間だろう。


看護師さんが体拭き用にタオルを持ってきてくれました。
体を拭いてさっぱり。


病棟は図書館のような静けさ
暖かいほうじ茶を飲みながら、当時10月だったので、
病室の窓から見える秋の景色を眺めながら読書
こんな時間があるなんて。


のどは若干痛いかな、くらいまで回復していました。


夕食
全粥、煮込みハンバーグ、大豆とにんじんの煮物、大根の酢の物


煮込みハンバーグ?
一気に食欲が湧きました。もちろん完食。


24時間前に手術をしたとは思えないほど体調回復していました。


21時に消灯です。
家族にLINEをしながら、もう消灯。
個室なので少しくらいいいかなと思いつつも
いつの間にか眠っていました。


苦しんだ昨晩とはまるで違う、心静かな夜でした。