好酸球性副鼻腔炎のブログ

完治しない難病「好酸球性副鼻腔炎」である私の治療に関する忘備録です。

好酸球性副鼻腔炎 第三次悪化

朝晩の鼻うがいは日々の日課です


主治医からは教えてもらい
添加物のない塩とお湯と水でうがい液を作ります


↓ 私はこちらの塩を使用


鼻に入って落ちていく塩水を眺めながら
異常がないか確認できます


というのは


忙しかったり寒かったりストレスを感じただけで
落ち行く塩水に色付きの鼻水が混じるのです


鼻水に色がつく=細菌の死骸(私の認識では)


鼻の中で何らかの細菌が入り込み
しっかり繁殖させてから排出されている


要注意です
色付き鼻水を確認すると風邪のひきはじめです


本格的に風邪になってしまうと厄介です


しっかりと鼻うがいをして薬を飲んでマスクをすることで
だいたい回復してきました


好酸球性副鼻腔炎の私の鼻は
2~3週間に一度は色付き鼻水が出ていました


2か月に一度の通院していたので
調子がいい時に診てもらうと3分ほどの診察で終わり
調子が悪い時に診てもらうとCTまで取られたり


なんとか堪えてきたのですが・・・


仕事が忙しくストレスが多い日々が続いた時に
鼻に異常を感じ始めました


私の鼻の右側の嗅覚が弱くなってくるのです
鼻うがいの時の塩水の通りが悪くなり
もちろん色付きの鼻水が混じってくる
鼻をかんでもすっきりしない
若干の頭痛と
頬あたりに痛みを感じます(←これは気持ちの問題かも)


真面目な鼻うがいを日課にしていても
お構いなしの好酸球性副鼻腔炎


これは間違いなく炎症している





主治医に異常を訴えるとカメラで異常を確かめます


あー確かにぽよぽよとしていますね
CTとりましょう


CTを見た主治医は
思ったよりも(まだ大丈夫)。


でも右奥の粘膜にポリープができていて
粘膜が炎症していますし
緑膿菌(りょくのうきん)もありました


緑膿菌て・・・
あんなに真面目に鼻ケアしているのに
なぜこうも問題が発生するのだろう



2か月に一度のペースで
強めの抗生剤を服用するよりかは
日帰りで手術しちゃった方がいいですね


手術という言葉に一瞬、目の前に暗闇を感じましたが


日帰りならという事で
1か月後の日帰り手術を決心しました



嫌な気分で会社に向かいます
毎日朝晩、鼻の菌を洗い流しているのに
いつ菌が入って悪化するんだろう


他の人は鼻うがいなんか無縁で
鼻の事なんか気にかけなくても
においを感じ楽しみ生きているのに


私は鼻の粘膜の機嫌で生活を左右されます



前回の術後から風邪をひいていないし
食事には気を使い(アルコールは飲みます)
運動は積極的にするようにしています
喫煙は全くしません


不公平さを感じながらも
これ以上の悪化がないように祈りながら
(もう祈りしかない)
手術日を迎えます

2回目の手術4

はい、抜きましょう


主治医が綿球を取っ払い
何のためらいもなく1枚目のガーゼを抜きます


ずるずるずる・・1枚2秒ぐらいでしょう


2枚目を抜きます


最後のガーゼを抜き終わりました


なんかムズムズっとしますが
痛みはありません


前にも記述しましたように
最近のガーゼはコーティングがしているらしく
ガーゼが粘膜に張り付くことがないのです


とはいえ、気持ち悪い感覚はあります


次に吸引します
ゴゴゴゴゴゴゴ・・


どこまで吸引突っ込むんだ
と言いたいくらい
奥までお掃除していただきました


ガーゼよりこっちのほうが多少痛いです


あ、よかった、きれいですよ


主治医が「(鼻の中が)きれい」と言ってくれると
私は本当に安心します


中鼻甲介をがっつり切除したから
ずどーんと空いている感じです


今晩から静かに鼻うがいして大丈夫です
綿球はフィルター代わりになるので
当分詰めておいてください
運動、アルコール、刺激の強い食べ物などは禁止



解放された気分でした
何年も放っておいた鼻ですが
ここにきて密に苦しめられる事になるとは・・


1週間はいつもの処方箋とは違い
強めの抗生物質と止血用の点鼻薬、
アレルギーを抑える薬などもらいました


とにかく再発だけないように
鼻を洗って、処方箋を服用して
丁寧に生きていこうと思いました



その後、私の鼻は良好です
1か月に一度の通院が
2か月に1度の通院になりました


鼻うがいのお陰で風邪をひかなくなりました
風邪はひきませんが粘膜が腫れることは多々あります
少し仕事が忙しくなったり、気温が冷えたりすると
粘膜がぼよぼよと腫れるのです
(真面目に鼻うがいをしても腫れるものは腫れるのです
悲しいことに・・)
3か月に1度くらいのペースで嗅覚が怪しくなる時もありますが
処方箋をもらうと手術までには至らず回復します


術後2年はそんな感じで回っていました



そして今
40歳前にして
私はもう一度手術を受けることになるのです・・

2回目の手術3

鼻がムズムズして


思いきり鼻をかみたいのに
ガーゼが詰まっているため我慢です。


詰まったガーゼのその奥には
膿が大量に溜まってるんじゃないかと
想像だけがふくらみます。


ムズムズが止まらず(考えれば考えるほど)
うまく話すことができないし
香りがしない食事も楽しくありません。
お風呂も入れません。(首下シャワーのみ)


たかが鼻にガーゼが詰まっているだけなのに
中途半端な日常生活しか送れないのです。


入院でもしていればそれは感じなかったと思います。
入院は生活は非日常な空間ですし
術後はこんなもんだと思うので。


正直、術後のガーゼを取るまでの
生活はそうとうストレスが溜まりました。




鼻の入口は綿球を詰めていて
血液がついたら交換します。
仕事中も綿球を確認し交換します。


負のオーラに包まれながら
ようやくガーゼ抜きの日を迎えました。


ガーゼ抜きは怖いのに
早く抜いて楽になりたい


そんな複雑な思いでした。